フェネックギツネ
生息地:北アフリカのサハラからアラビア半島、エジプト、クェートなどの砂漠地帯
頭胴長:33〜40p・尾長:18〜30p・体長:15〜17p・体重:1〜1.75s 大きな耳が特徴で体長が約40cmなのに対し耳の長さは約15cmあります。 大きな耳は砂漠の過酷な暑さに耐えながら体温を一定に保つために 放熱して体を冷やす役目をしています、また、遠くにいる獲物の 音も聞き分けます 体は、砂漠に住む人々が暑さをしのぐ為に重ね着をするように、暑さから身を守るため絹のような滑らかな厚い毛に覆われています。 足の裏も毛で覆われていて熱い砂や岩山の岩で足を痛めないように保護されています。
キツネの中で最も小さいと云われている体も砂漠で少量も食料と水で生活できる為とも言われています



 野生のフェネック
砂漠地帯に住むフェネックは夜行性ですばしっこく、大きな耳からはいる情報(音)に敏感で神経質です。
キツネの習性は単独行動で、食料の少ない砂漠のテリトリーは広く、獲物を探しながら移動します。体が小さいので食べ物も水も少量で 生きていく事が出来ます。食料となる獲物も限られており、小型のげっ歯動物・哺乳動物、鳥卵、爬虫類、昆虫を食料としています。 獲物を捕まえると、外敵から身を守る為と他の動物に取られないよう安全な巣穴に持ち帰って食べます、また残った餌を埋めて隠す習性も あります。水を飲まなくても、生活出来ると云われていて、それは狩で捕らえた獲物からの水分で補っているとも云われています。

冬の終わりから春先にかけての食料が比確定多い、砂漠で唯一緑が芽吹く季節に、毎年決まった場所に家族単位の群れで巣穴を作りま す。オスは家族の群れに自分のメスを連れてきます。 外敵から身を守るための巣穴は出入口は数箇所作られてトンネルで繋がっています。巣穴は暑さから逃れる為に4〜5メートル地中深く 掘る事もあります。 巣穴は繁殖するメスの為のもので、オスは繁殖期には積極的になり、テリトリーにマーキングをします。通常メスは2〜5匹の子供を出産し ますが、もともと神経質なフェネックは出産で過敏になったメスが子供を食べてしまう事もあるので、育つ子供は多くはありません。子供は 約3ヶ月巣穴で暮らします。
繁殖期にオスはメスを巣穴に残して狩りに出かけ、メスの為に巣穴にエサを運びます。オスはメスが子供を育てている間は巣穴には 入りません。



 我家のフェネック
 シノブ  (オス)  1998.05生

1998年8月22日に我が家に来ました。
憧れていたフェネックに地元のショップで初めて出合って1週間毎日ショップに通って(散歩までさせてもらって…)決断しました。
家にきた頃はかなりキカナく噛み癖がありました(あま噛みが出来なかったと云うか…)今は結構大人しいです。
庭の自分の縁台で昼寝をするのが大好きです。 人の腹の上で寝るのも好きです。とにかく人に撫でてもらうのが大好きで、常に人の側によって来ます。 ボール遊びをすると咥えて持ってきます。でも,急に変貌する時も あります。体はかなりがっしりとしています(体重1.7〜1.8キロ)
呼び名がいっぱいあります。シノビータ、シノバビッチ、シノチンコ、シノビョーン、etc。


 サラ(沙羅)  (メス)  2000.09.12

20001年4月14日に我が家に来ました。
撫でてもらうのは好きなのですが、シノブよりも人間に対しての警戒心は強いです。しかし、シノブに対してはまったく遠慮というものがありません。 結構、強気な性格です。毎日の様にシノブにジャンプキックをかましています。
《サラの変な癖、ご飯用の容器をいつまでもケージの中に入れて置くと、 トイレ以外の所にしたう@ちをわざわざ咥えてその容器の中に入れてくれるのです》。
最近は「アタチ」と呼ばれています


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